マツダ ロードスター「パーティレース・クラブマン」に出場!! レースにおける“自己マネジメント力(段取り・準備・集中力)”の大切さ

2025.08.22

2025年もパーティレースを走る

 再びマツダ ロードスターの人気レース「パーティレース・クラブマン」に出場することにした。舞台は筑波サーキットで開催される東日本シリーズ第 2戦。普段は B-Sports ロードスター・マスターズに出ていて、年齢や体力的にもちょうど良いと感じているが、このパーティレースは何から何までずっとハードだ。

ハードさの理由は「レースそのもの」よりも、「当日のタイムスケジュール」すべてを含めてである。 JAF公認戦のため規定も多く、朝イチでクルマを並べてレース車検を受けなければならない。車両重量やキャンバー角、レースウェアなどのチェック項目も多い。マスターズのように専用ピットが用意されるわけではないので、空気圧調整やガソリン給油のために遠くの車両保管場所まで何度も往復することになる。

気温 36℃という炎天下の中、休む間もなく動き続ける。メカニックやチームスタッフがいれば別だが、基本的にアマチュアレースではドライバーがすべて自分でやるのが基本。僕ももちろんそれに則っているが、集中力と体力の限界を自覚せざるを得ない。

昨年は、コースイン直前になってガソリンを補充し忘れたことに気づき、慌てて仲間のガソリンを分けてもらうという大失態もあった。スターティンググリッドについたものの、シートベルトを自分一人で締められず、スタート直前にパニック状態に。準備の重要性を痛感した瞬間だった。

そもそも僕は、走行練習後の片付けも遅い。毎回ビリ。年配ドライバーでもきちんと整理して早々に帰宅する姿を見ると、「年齢のせいにしてはいけないな」と反省するばかりだ。

パーティレースに参戦する理由

現役時代は走るだけでよかった。ピット清掃どころか、靴の裏まで拭いてもらっていた。今はすべてが自己完結。アマチュアドライバーとして、片付けや準備も含めてレースなのだ。

昨年、一度だけ出たパーティレースでは、予選タイム 2位を記録するも、ピットレーン速度違反で最後尾スタートというオチがついた。準備で疲弊しきって集中力が欠けていたことが原因だと思う。最後尾が今の実力なのだ。

それでも今年、再び出場を決めた理由は、「自分をもう一度、厳しい環境に置くべきだ」と思ったから。集中力を一日通して持続できる人もいれば、僕のように走行中しか集中できないタイプもいる。だからこそ、こうした時間管理と段取り力が問われるレースで “自己マネジメント力 ”を鍛えることは、僕にとって大きな意義がある。

ふと思った。若い頃には「速さ」が正義だった。でも今は違う。「こなす力」、つまり日々の段取りを含めて全体を運営する力こそが、必要なのだ。年齢を重ね、ロードスターでレースに出るようになって、今、ようやくその意味が腹に落ちてきた。自己管理力、それが情熱を継続するためのエンジンなのだ。

今の僕にとって本当にチャレンジングなのは、速く走ることではなく、「日常」と「非日常」をどう乗りこなすか ——。 それこそが、年齢を重ねても走り続けるための “アンチエイジング ”なのかもしれない。

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