アルピーヌ A110 リネージ、タイヤ選択肢が極めて少ない問題と解決策を探る

2025.10.01

タイヤの選択肢が少ないアルピーヌ A110 リネージ

アルピーヌA110の悩ましいポイントのひとつが、純正ホイールに適合するタイヤの選択肢が極端に少ないことだ。

僕のA110の純正ホイールサイズは、フロントが205/40R18、リアが235/40R18という前後異径タイプ。しかもこのサイズはメジャーではなく、選べるタイヤ銘柄は、ほぼミシュランのパイロットスポーツ4かパイロットスポーツ4Sくらいに限られてしまう。フランスブランドの談合か?

しかし僕はA110を通勤車としても使用していて、ブリヂストン・レグノのようなコンフォート性能に優れたタイヤを選びたいと考えていた。だが、前述のミシュラン製はどちらかというとスポーツ寄りで、目指す「LXY(日常スポーツ×ラグジュアリー)」仕様には合わない。

そうだ、あのホイールがあった!

「さて、どうしたものか……」と悩んでいたところ、以前に手に入れていたFUCHS製18インチ鍛造アロイホイール(純正オプション)の存在を思い出す。これを履けば、タイヤサイズがフロント215/40R18、リア245/40R18へと変わり、選択肢が一気に広がる。

実際、ブリヂストンのポテンザS007A、ダンロップのル・マンV+、ヨコハマのアドバンネオバ、ピレリのチントゥラートP7など、多様な銘柄が視野に入るようになった。

選んだのはブリヂストン・ポテンザS007A。乗り味とバランスの黄金比

「本音を言えば、静粛性重視のレグノが履けたら最高だったかも」と思いつつも、サイズがないから仕方ない。最終的に選んだのは、高いドライグリップとウェット性能を備えながら、パターンノイズを抑えた静粛性にも優れるポテンザS007Aだ。

スポーツカーとしての適度な緊張感も維持しながら快適性にも気を配れるS007Aは、結果としてベストな選択に思えた。

A110の足まわりはもともと乗り味は悪くないが、僕のA110はTEZZOの全長調整式車高調を装着している。車高を下げて姿勢安定性を向上させつつ、突き上げ感をさらに抑えたしなやかな乗り味の「LXY仕様」となる。そこに快適性とスポーツ性を兼ね備えたポテンザS007Aはバランスの良い選択だった。

ホイールを変えれば、A110の世界はもっと広がる

A110リネージの純正ホイールのままでは選べない快適タイヤ。だが、ホイールを変えることで、A110のキャラクターを拡張できる。

タイヤ選びの自由度が増すだけでなく、乗り味もフィーリングも一段階ステップアップするはずだ。

実際に装着して、走ってみたインプレは次回公開予定。ポテンザS007Aの乗り心地インプレA110で日常をもっと楽しみたい人は、次回の「ホイールとタイヤで“世界”が変わる」体験をお楽しみに。

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