ジープ コンパスに「ダンロップ シンクロウェザー」を履かせ雪道ドライブで痛感したこと

2025.04.23

コンパスにオールシーズンタイヤ「シンクロウェザー」を装着した

雪道をダンロップの次世代オールシーズンタイヤである「シンクロウェザー」で走ったらどうだろう?ということに興味があったので、女神湖での氷上ドライブイベントまで、路面状態でゴムの性質が変化するシンクロウェザーを履いたジープ コンパスで行ってきた・・・というのは先日レポートした通り。そのとき語りそびれていたシンクロウェザーについて報告したい。

以前、フィアット500Xに他社のオールシーズンタイヤを履いていたことがあったが、残念ながら雪道には弱いという印象で、僕の中では「都内で少し積雪があったときにコレなら大丈夫だろう」ぐらいの軽い感覚で付き合っていた。そう、このときはオールシーズンタイヤで雪国に行こうとは、まったく思わなかった。

安定したドライ路面での高速走行を実感

今回は冬用タイヤ規制が行われているところを通過したが、エリアによってはオールシーズンタイヤでは高速道路冬用タイヤ規制時に走行できないことがあるので要注意だ。

氷上ドライブイベントの開催日を間違えていたので、結果的に自宅がある都内から女神湖までを2往復したが、ドライ路面では夏用タイヤと同じように普通に走行でき、スタッドレスタイヤのようなロードノイズもなく、高速走行時のコーナリングの際にタイヤのゴムがよれてグニャっとするようなこともなかった。

オールシーズンタイヤながらも雪道でスタッドレス並みの走破力を発揮

シンクロウェザーはウェット路面や雪上路面はもちろん、シャーベット状の路面や氷上路面にまで対応しているため、もっとタイヤがやわらかいのかと思っていたが、そんなことはなかった。

実際に雪道ではスタッドレスタイヤと同じように走れたのでスゴイなと思った。都内から雪国までを走れてしまうので、これほど便利なタイヤはないが、あとは通年で使った場合の摩耗がどのぐらいになるのか?というのが気になるところだ。

冬もシンクロウェザーであれば大丈夫という安心感があり、実際にメーカーもそう謳っていて、自分でも装着して走りの実力を体感した。今後の興味は夏用タイヤ同等以上を確保しているとアナウンスされている耐摩耗性ということになるだろう。これからの季節に走りの印象が変わるか、また随時レポートしていきたい。

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