街乗りでも映える! アルピーヌ A110カスタムの魅力とは? コンプリートカーや安全対策まで、A110オーナー必読

2025.05.20

アルピーヌ A110をベースとした超絶コンプリートカー

アルピーヌ A110をベースとしたコンプリートカーをオートモビル カウンシル2025で見かけた。

往年のグループ4マシンをイメージしたワイドボディで内外装をリメイクし、ベース車プラス1500万円のエクストラでオリジナルの「ラヴァージュJP」というスタイルになるそうだ。

車両の説明をしていただいた畑野自動車という製作会社の女性スタッフもA110に乗っているらしく、サーキットをメインに走っているのだそうだ。いい話だ、頼もしい。

こういう派手目なクルマでサーキットを走るのは雰囲気がある。

僕のA110は“通勤エクスプレス”

一方で、僕は A110ではサーキットを走らず、通勤エクスプレスとして使っている。 A110で通勤するのって楽しいよ。ただし、みんなが仕事に行く中であまり派手なのは気後れしてしまうから、できるだけ地味に目立たず、普通に街になじみ、でもクルマ好きの人から見たら「おっ、いいね」とわかるような「地味派手路線」を狙っているんだ。

そういう意味で、自分としては「僕のA110は、とにかくカッコイイよ~」と思っている。

先日、こんなことがあった。自宅最寄り駅のベンチに座っていたら、こっちに向かって走ってくるスポーツカーがあった。夜の暗闇に溶け込んだ黒い車体。地を這うように低い。特徴的な顔やエンブレムはない。「なんだなんだ、あのクルマは?」。

近づいてきて、あれ!?

なんと妻が運転する我が愛車、 A110だった。サスペンションにオリジナルの車高調をセットして約 30mmダウン。それが黒ヒョウのような迫力を醸し出していた。

自分のクルマを客観的に見て「世界で一番格好いい!」と言っても過言ではない。

何しろ、TEZZOオリジナルで作った車検対応スポーツマフラーのエンドは後ろ二本出しだが、それとおなじ意匠で本家アルピーヌが僕より後に限定モデルを作ったのが自慢なのである。「俺のを真似したか?」なんてね。

マフラーだけでなく、控え目なリアスポイラー、意匠を変えたインテリアなどなど。自分が格好いいと思う仕様にカスタムしているのだから、自分が見て格好いいと思うのは当然と言えば当然ではあるが。

よく見ると凝っているA110

ここ最近、A110で走っているときに注目されることが多くなったので、A110が気になっている人が以前よりも増えたということだろう。

指をさされることすらあるが、街乗りで使いやすいように僕のA110はこれみよがしではない。とはいえ、スタイリッシュかつ迫力ある見た目のマフラーに交換し、エンジンルーム内も見えるようにして、そして実にそっけないフランスの実用車エンジンルームもイタリア車に近づけるようにモデファイをすすめている。それってスーツの全体像は変えないで、細部や裏地に凝るみたいな気分に近いかもしれない。

安全面も、気になる

課題としては、僕のクルマは黒なので周囲からの視認性が悪いことが心配の種である。というのも、昔、黒いアウディ TTで走っているときに横から出てきた車に真横からぶつけられたことがあった。

夜でまったく見えなかったそうだ。A110も黒なので、ボディに光るストライプを入れたり、もっと派手なホイールに交換することも考えている。

黒に白だとおかしいかな? 銀だと普通だな、赤は? やはり光り輝くゴールドがベストかな? いま、ちょうどタイヤが減ってきて交換するタイミングなので、ホイールも一緒にチェンジしたい。タイヤとホイールの銘柄選びもしなくては。

自画自賛、悪くない

これみよがしではなく、でもよく見ると手が入っている。目立ちすぎないけど、クルマ好きなら気づいてくれる。わかる人にはわかる。そんな僕の A110はまだまだ進化中、今日も通勤でルート 246をひた走る。

……まあ、自分の価値観でカスタムして、自分で「カッコイイ」と思っているんだから、それはもう世界で一番格好いいに決まってるよな

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