第2話:元プロの悪いクセが抜けない──準備の甘さが顔を出す

(前回の記事はこちらからどうぞ)
今回も考えさせられたのは、アマチュアレースではドライバー自身がすべてを把握するという文化だ。
書類の準備、レギュレーションの確認、ガソリン量の管理、タイヤの状態チェック。どれも基本的にはドライバーが行うこと。
ただ、僕はフォーミュラでレースを始め、プロの世界に入ると常に周りにマネージャーやメカニック、専門スタッフがいた。乗ることに集中すればよかった。
その習慣が、いまだに顔を出してしまう。
アマチュアレースの「当たり前」を、僕はちゃんと知らなかった
今回もやらかした。装備品チェックの書類は事前に印刷して記入し、当日に提出することになっている。それをしてこなかったので書類がない。結局、オフィシャルが親切にも現物チェックでとりあえず対応してくれたのだが。
ガソリンやタイヤの細かい管理も、つい忘れがちだ。走る前と後の“段取り”の部分が甘いのだ。
それが今回の一連の失敗につながっていた。
アマチュアレースは、ドライバー自身の判断ですべてが進む。それはわかっていたつもりだが、体がついていかない。この年齢になって、改めて自分を見直すことばかりだ。
ひとつずつ、積み上げていくしかない。
(次回が最終回です)
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