参加者急増中! 大人のためのモータースポーツ、ロドマスがアツい!
2025.04.30
ワンメイクレース「ロードスター・マスターズ」
4月17日、筑波サーキットで開催されたビースポーツ・ロードスター・マスターズ(通称「ロドマス」)に参戦してきた。
このイベントは、マツダ ロードスターのワンメイクレースであり、40歳から始められる“大人のモータースポーツ”として親しまれている。僕自身、初めて参加したときは「こんな世界があったのか!」と感激した。
具体的には、JAF戦のような車検や服装チェック、タイヤ残り溝やキャンバーチェックなどが紳士協定として省略され、その分時間に余裕がある。それで参加者や主催者と触れ合うことができて、仲良くなれるのだ。
年代別クラス分けなどイコールコンディションで競う
5歳刻みで年代別クラス分けがされており、完走者全員にトロフィーが授与されるのもうれしい。レースでありながら、和やかな空気に包まれているのが特徴だ。
僕もND型ロードスター・パーティレース仕様で参加しているが、昨年までは平日の水曜日開催だったこともあり、参加者が7〜8台しかいなくて、少し寂しい状況だった。
それだと主催者は資金的に大変だ。こうしたレースは意義があると感じているので、応援したいと考えている。そこで多くの人に参加を呼び掛けることにした。
歯医者さんの場合は「木曜日だと出られるんだけど水曜日だと・・・」とのこと。それで主催者に「木曜だと歯医者さんが出られるらしいよ」と主催者に話したところ、今年から木曜日開催に変更されることになった。
この変更をきっかけに、“木曜開催になったから参加しなよ”と知人たちにプレッシャーをかけた(笑)。最終的に13台もエントリーが増えたのだ。少々強引だったかもしれないが、参加してくれたみんな、ありがとう!
フェアなバトルを楽しめるロドマス
台数が増えてもロドマスの本質は変わらない。ガチの勝負ではなく、同世代同士で“競い合いながらも楽しむ”というスタイルだ。
もう少し詳しく説明すると、40〜44歳はM40、45〜49歳はM45といったように、5歳ごとの10クラスに分かれている。最年長クラスはM75まであり、僕は現在M65クラスに参戦中だ。
ちなみにステップアップを目指す20代の若者がシミュレーターをやり込んで腕を試すようなレースでは、彼らが前に行ってしまい、なかなか太刀打ちできない現実がある。しかしロドマスでは、そんな若者に悔しい思いをさせられることはない(笑)。無理をする選手もいないから安心できるし、接触などで嫌な思いをすることもない。マナーよく“フェア”なバトルを楽しめるのだ。
サーキットで「本気の遊び」が楽しめる!
勝ち負けにこだわらず、でも本気で走る。そんな“本気の遊び”を提供してくれるビースポーツ・ロードスター・マスターズ。
もしND型ロードスターを持っていて、あるいは買う気があって、「一度サーキットを走ってみたかった」「昔は走ってたけど今は……」なんて思っている人がいたら、今こそ一緒に走ろう!
エントリーして完走すれば、あなたにトロフィーと笑顔が待っている。
▼参加方法や次回開催予定はこちら
(※エントリー受付や開催スケジュールは変更になる可能性がありますので、公式情報をご確認ください)
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