夏はアルピーヌA110にとって鬼門のシーズン

僕は夏が好きだ。けれど、アルピーヌ A110の故障は、いつも夏に発生する。
始まりは2020年。購入したばかりのA110を意気揚々と首都高で走らせていたときのこと。突然エンジンがストンと止まり、大渋滞の原因を作ってしまった。後に燃料ポンプの不具合でリコール対象となった(過去記事:首都高でアルピーヌA110がとまってしまった!)。
その後も速度が出なくなったり、チェックランプが点灯したり。すっかり夏に乗るのが怖くなって、毎年夏は乗らなくなった。
ところが、新調したアルピーヌA110用ホイールとタイヤ(過去記事:アルピーヌ A110 リネージ、タイヤ選択肢が極めて少ない問題と解決策を探る)がかっこよすぎて、テンションが爆上がり。そのフィーリングを試すために、久しぶりにアルピーヌに乗ることにした。しかし……。
あれ?エアコン効いてない……?

エンジンかけて、何かがおかしい。車内が冷えないのだ。
「内装が温まりすぎて冷えるのが遅れてるだけかな?」「エアコンのスイッチって……引くんだっけ?押すんだっけ?」
なんてやりながら様子を見るが、いつまで経っても熱風しか出てこない。
「走れば冷えるかも?」と期待して、会社の周囲をグルグル走ってみたが、状況は変わらず。仕方なく引き返す。
「やっぱりまたか……」
ディーラーの“良心的”な提案

ディーラーに連絡。整備士の提案は「エアコンガスを補充してみましょう」。
「でも、どこかから漏れてるってことじゃ?」と僕。
するとフロントスタッフは「その通りです。でも、ガス管内の清掃やレシーバータンクの交換も必要で、もしコンプレッサー本体の交換となると高額になります。だから、まずは補充で様子を見ましょう」
という、良心的な提案だ。
うちだけじゃないでしょ?

「他にもA110でエアコン故障のトラブル出てますよね?」と尋ねた。
「はい、他のオーナーさんにも出ているんですが、メーカーがまだリコール対象にしてないんです。だから、実費での対応をお願いしている状態でして……」
それを聞いて、ふと思う。
「新しいスポーツカーを造るって、大変、難しいことなんだろうな」
魅力的なデザインと、軽快でピュアな走りに惚れたA110。でも、こうして毎年夏になると不安を感じながら乗る羽目に。夏が好きな僕にとって「夏には乗れないクルマ」って、なんとも皮肉な話だ。
メーカーさん、早くリコール対象にしてください!
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