【オーナーに直撃】アバルト595の弱点とは?—街乗りユーザーが語る“リアルな本音”インタビュー

2025.12.04

アバルト595は、今の時代には珍しい“純アナログ系ホットハッチ”。

街乗り中心でも毎日の運転を楽しくしてくれるが、同時に小さなボディに濃い味付けを詰め込んだモデルゆえ、弱点もある。

今回は、日常生活を595で送る3名のオーナーに、「本音で語ってください」とお願いしたインタビューをまとめた。(個人情報に配慮し一部編集済)


《インタビュー対象者像》

Aさん(30代・都内在住)

→595 Competizione/MTA|通勤メイン、週末ワインディング

Bさん(40代・千葉県)

→595 Turismo/5MT|家族と兼用、月2〜3回長距離あり

Cさん(20代・初めての輸入車)

→695 Serie Esseesse/MTA|毎日乗る趣味車として購入


Q1:アバルト595に乗って感じた“弱点”を率直に教えてください。

●Aさん

「乗り心地が硬いのは、やっぱり最初ビックリしました。」

通勤で毎日乗るので、道路の小さな段差でも“コツン、コツン”と来る。

慣れれば平気なんですが、仕事終わりの疲れてる時はちょっと堪えますね(笑)。

●Bさん

「後席は“エマージェンシー”です。」

子どもならOKですが、大人を乗せると短距離限定。

荷物もあまり積めないので、家族で旅行は他の車を使っています。

●Cさん

「MTAの1速→2速がギクシャクします。」

渋滞では特に“アバルト感”が出ますね(笑)。

でも、自分でシフトタイミングを合わせるとすごく気持ちよく走れるようになります。


Q2:街乗りで困るポイントはありますか?

●Aさん

「早朝・深夜の排気音は気をつかう!」

レコードモンツァ搭載車なので、住宅街では2,000回転以下で静かに走っています。

でもその“気づかい”さえ愛せるんですよ。不思議な車です。

●Bさん

「段差の多い駐車場は苦手ですね。」

狭いところは得意だけど、段差の大きいショッピングモールなどはガタンと来ます。

ただ、サイズが小さいので取り回しは最高です。

●Cさん

「バックカメラが付いてない時代の年式は少し不便。」

小さい車なのに“後ろが見えにくい”のは意外でした。

社外で付けられるので、結局ないなら付けた方がいいと思います。


Q3:長距離運転はどうですか?

●Bさん

「まっすぐ走る時は意外と安定してます。」

ただ、路面が悪いと跳ねやすいので疲れやすい。

でも、座席位置が高くて視界が良いので、それが救いになっています。

●Aさん

「高速は楽しいけど、音と振動は常にある。」

乗り心地や静粛性を求める人には向かないですね。

でも“スポーツカーだしこんなもんでしょ”と割り切ると、逆に愛着が湧きます。


Q4:燃費は正直どうですか?

●Cさん

「街乗りで12〜13km/Lくらい。普通です。」

走り方によっては10km/Lを切りますけど、

“燃費を気にして乗る車じゃないな”と思ってます。

●Bさん

「郊外を流すと14〜16km/L。」

このパワー感でこの数字なら悪くない。

ハイオクなのは気になりますけど、それも含めて“アバルトの世界”です。


Q5:弱点よりも魅力が勝っている理由は?

●Aさん

「車が“走ること”を全力でやってくれてる感じ。」

荒っぽいところも含めてキャラクターが濃い。

だから、週末の峠に行くと“やっぱりアバルトはいいな”と思う。

●Cさん

「弱点がそのまま味になってる。」

MTAのクセも、硬い足も、音も振動も、全部“アバルトらしさ”なんですよね。

便利さを求める車じゃなく、“感情で乗る車”だと思っています。

●Bさん

「完璧じゃないところが人間っぽくていい。」

乗り続けるうちに、“扱い方”が分かってくるんですよ。

この感覚は他の車では味わえない。


Q6:これから買う人に“弱点”として伝えておきたいことは?

●Aさん

「快適性を求めるならMINIの方がいい。」

アバルトは“痛快さ”で選ぶ車です。

でもその痛快さは、一度ハマると抜け出せません(笑)

●Bさん

「2人乗りのつもりで買った方がいい。」

後席と荷室に過度な期待は禁物。

でも、小回りが効くので街乗りのしやすさは抜群です。

●Cさん

「MTAは試乗してから決めてほしい。」

合う人と合わない人がハッキリしているので。

でもハマる人には最高です。


アバルト595は“弱点すら愛おしくなる”クルマ

今回のインタビューで共通していたのは、弱点は多いのに、不満より“好き”が上回るということ。

  • 硬い乗り心地

  • MTAのクセ

  • 狭い室内

  • 荒っぽい挙動

  • 排気音の大きさ

  • 長距離の疲れやすさ

これらは全て、“アバルトがアバルトであるための要素”であり、オーナーにとっては個性であり魅力であり、愛着の対象になっている。

合理性ではなく、“感性で乗る車”。それがアバルト595の真価である。

(本記事はあくまでも個人の感想であり、内容の正確性を保証するものではありません)