新型MINIは自由だ! エレクトリックとガソリン両モデルがもつ新時代の魅力とは!?
2024.11.29
内燃機が主張する時代は終わった
先日、新型MINI COOPERのオール・エレクトリックモデルとガソリンモデルを試乗してきた。
最初に感じたのは、ガソリンモデルでもエンジンの存在感が驚くほど薄いことだ。
しっかり遮音されていて、まるでエンジンがどこかに隠れてしまったかのよう。
内燃機関が主張する時代は過ぎ去り、こちらもどこか近未来的な乗り物の雰囲気を纏っている。
電動可の進化が著しいMINI
新型MINI COOPERの魅力を考えると、電動化の進化が挙げられる。
考えてみれば、スマホを使うときに内部の仕組みを気にする人がほとんどいないのと同じで、クルマのエンジンスペックやメカニズムに興味がないユーザーも多いだろう。
彼ら彼女らにとっては、移動中に響く排気音よりも、静かな車内でお気に入りの音楽をクリアに楽しむことの方が大事なのだろう。
実際、試乗するまでは新型MINIのラインナップに、ガソリンモデルとオール・エレクトリックモデルが共存していることに違和感があった。
内燃機モデルと電動モデルのフィーリングはよく似ている
でも両方に乗ってみた結果、そのフィーリングが驚くほど似ていて、納得した。
新型MINI COOPERは、ガソリンスタンドに行くか、EV充電スタンドに行くか、ただそれだけの違いなんだ。
今までは、エンジン車ならコレ、EVならコレと選ぶのが当たり前だった。
でも新型MINI COOPERは、そのどちらも一台の中に共存している。
だからこそ、自分のライフスタイルに合わせて好きな方を選べばいいという自由さがある。
これまでになかった新しい発想
新型MINIのオール・エレクトリックモデルとガソリンモデルは、どちらも同じ魅力を持ちながらも、選択の自由を与えてくれる。
この点はこれまでのクルマにはなかった、新しい発想だと言えるだろう。
新型MINI COOPERは、エレクトリックモデルとガソリンモデルの両方を提供することで、ユーザーにとって選択肢を増やしている。
どちらを選択しても世界観は同じだと感じた。
〇スペック
MINI COOPER(3 DOOR) S
●全長×全幅×全高:3,875mm×1,745mm×1,455mm
●ホイールベース:2,495mm
●車両重量:1,320kg
●エンジン:直列4気筒DOHCガソリン
●排気量:1,998cc
●最高出力:150kW(204PS)/5,000rpm
●最大トルク:300N・m/1,450-4,500rpm
●トランスミッション:7速DCT
〇プライス
MINI COOPER (3 DOOR) S ¥4,650,000~
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