オヤジレーサーズを経て8年ぶりにサーキットへ復帰!
2024.07.12
太田哲也校長は、「KEEP ON RACING」という標語とともに、「Never Give Up」や「いくつになってもどんなことにも関心をもってチャレンジする」ことを体現してきた。そして、その姿に共感した人たちがサーキット走行をはじめとしたモータースポーツに参加することをバックアップしている。
ここではそんな「KEEP ON RACING」の理念に共感してモータースポーツを楽しむ人たちを「ボクのKEEP ON RACING」として紹介していこう。
6月に富士スピードウェイで開催されたアルファロメオとアバルトのワンメイクレースに、“TB RACE & SEERVICE”のサポートを受けて参加したイトウさん。
東北地区のアルファロメオチャレンジに「オヤジレーサーズ」の一員として参戦していたイトウさんは、アバルト595に乗り換えて2023年から8年ぶりにレースに復帰している。
遡ること2006年頃、イトウさんがモータースポーツに初めて参戦したのは、休日に手持ち無沙汰だった当時のイトウさんに、奥様からモータースポーツに参加してみては?と薦められたのがきっかけだったという。モータースポーツを実際に趣味とするのはなかなか家族の理解が得られにくいだけに、イトウさんの場合は実にレアケースだ。しかし既に太田哲也校長の活動を知っていたイトウさんは、TEZZOの門戸を叩いてモータースポーツへの参加を決める。
イトウさんは東北地区で開催れていたアルファロメオチャレンジに、アルファロメオ147GTAで参加。以後、2015年までモータースポーツを楽しんできたが、147GTAのエンジンブローや本業が多忙になったこともあって本人曰く「自粛期間」に入ったのだという。
それでもイトウさんの心のなかにある「KEEP ON RACING」の理念は消えず、愛車をアバルト595に乗り換え2023年からアバルトチャレンジでモータースポーツに復帰した。
アバルト595は「太田校長のオススメです。操る面白さがあります」と語り、以前にもまして積極的にサーキットで腕を磨き「147GTAのときよりタイムは5秒ほどアップしています」と進化し続けている。
「今はレースに勝つというよりも、太田校長のタイムにどれだけ迫れるかが目標です」
そう語るイトウさんは、練習走行や予選のあとに太田哲也校長からレクチャーを受けながら自らのドライブを分析し、自分自身のスキル向上に余念がない。またその語り口は実に穏やかで、他人との勝負を第一とするのではなくモータースポーツを通じて人間力を磨いていく「KEEP ON RACING」の言葉を模範的に体現しているように感じられた。
太田哲也校長は「モータースポーツを楽しむのに年齢は重要ではない。挑戦し続けることが大切なんだ」と折に触れて語るが、イトウさんを見ているとまさにその通りだと合点がいく。
これからも「KEEP ON RACING」をキーワードに人生を謳歌する人々を紹介していこう。
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