レヴォーグ レイバックよりもSUVらしいタフさや逞しさがあるスバル クロストレック
2023.11.07
スバル・レヴォーグ レイバックの試乗会で佐渡に行ったときに、クロストレックにも公道で乗ってきた。
レヴォーグ レイバックは都会的なイメージだが、クロストレックはSUVらしいタフさや逞しさが演出されている。お化粧直し的ではあるが、これはこれでカッコイイと思う。
オーバーフェンダー風のホイールアーチカバーなどを装備しているが、コテコテのハード系アウトドア専用車ではなく、街中で個性的に見える絶妙な仕様になっている。
昔、スバルには一世を風靡したレガシィツーリングワゴンがあり、その流れがアウトバックへと展開してきた。それはスバル独自の進化だった。
一方、マーケット全体ではクルマの主流がセダンから背高SUVへ移りかわってきたが、最近は、ヨーロッパメーカーを主体に、ステーションワゴンと本格SUVの中間的な「クロスオーバーSUV」が出現してきている。結果的にスバルが長きにわたって継続してきた独自のクルマづくりと、時代の流れが合致してきたと言えるであろう。ということで、時代の流れを気にせず、独自路線をつらい抜いてきたスバルが、いつの間にか時代の最先端にいる。クルマをセダンやステーションワゴンほど車高が低くなく、SUVほどの高さでもないレヴォーグ レイバックは、時代が求めているものとマッチしており、時代の先取り感が漂う。
〇スペック
スバル クロストレック Limited
●全長×全幅×全高:4,480mm×1,800mm×1,575mm
●ホイールベース:2,670mm
●車両重量:1,560kg
●エンジン:水平対向4気筒DOHC16バルブデュアルAVCS直噴
●排気量:1,995cc
●最高出力:107kW/6,000rpm
●最大トルク:188N・m/4,000rpm
●トランスミッション:リニアトロニック
●使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
●タンク容量:48L
●サスペンション:前/ストラット式独立懸架
後//ダブルウィッシュボーン式独立懸架
●ブレーキ:前後/ベンチレーテッドディスク
●モーター型式・種類:MA1・交流同期電動機
●最高出力:10kW
●最大トルク:65N・m
●動力用主電池種類:リチウムイオン電池
〇プライス
スバル クロストレック Limited ¥3,069,000~(FWD)/¥3,289,000〜(AWD)
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