ハッサンの水色号/1974年式アルファロメオ GT1600ジュニア/偏愛日記 その12(所員:高桑秀典)

2021.05.28

いまでこそ、我がアルファロメオGT1600ジュニアを水色号と呼んでいますが、実は1998年に購入した際はボディカラーが赤でした。2007年に白に塗りかえ、その半年後ぐらいにガレージの中に設けた本棚が大崩壊して外板がベコベコになったので、気分転換と厄落としを兼ねて水色に塗りかえたわけです。

ひとえに水色といっても、色味がさまざまなので、いかにもフランスらしい造形美を楽しめる商用バン「シトロエン2CVフルゴネット」の水色を参考にしてみました。インターネットで検索し、2CVフルゴネットの画像をプリントアウトして1998年の購入時からずっとお世話になっているショップに持っていったのですが、最終的には20cm四方ぐらいの鉄板に試し塗りをしてもらい、それを確認してOKを出しました。

グレーが多めの水色(いわゆる、くすんだ水色)はイタリア車のボディカラーでは珍しいと思うので、これからもガレージの大崩壊に気をつけながら、大切にしていきたいと思っています。