ロードスター諸君へ。鈴鹿に似ている袖ヶ浦は面白いぞ!一緒に走ろうよ!!!

2024.03.02

昨年の12月6日に、袖ヶ浦フォレストレースウェイで年代別のクラス分けを採用している「ロードスター・マスターズ」が開催され、総合優勝(てへっ)を果たしたのは既に投稿したとおり。袖ヶ浦フォレストレースウェイはこれまで何度となく走っているのだが、改めて「マツダ ロードスターで袖ヶ浦を走ると面白い」と思った。

少し説明しよう。ロードスターのレースが多く開催される筑波サーキットは、ヘアピンコーナーが主体でスピードレンジが低い。そういったテクニカルなサーキットでのコーナリング方法としては、クルマの向きが変わるまでアクセルを踏むのを待つ。つまり、筑波では我慢の走りを強いられるわけだ。その一方で、鈴鹿サーキットや富士スピードウェイはアクセルを踏みながらコーナリングする高速タイプのコーナーが多い。

話を戻すと、袖ヶ浦と鈴鹿は相似点がある。袖ヶ浦の3~4コーナーと鈴鹿の1~2コーナーが似ていて、袖ヶ浦の1コーナーは鈴鹿のデグナー一個目や富士のAコーナーっぽい。さらに袖ヶ浦の路面の舗装は一般道に近く、ヨーロッパのサーキット的だ。カントがあまり付いていない点も似ている。

路面のミューが低いので、タイヤをスライドさせながら走ってもタイムロスが少なく、クルマをコントロールする面白さもある。やっぱり我慢よりも、気持ちよくアクセルを踏んでいく方が楽しいよね。

そんな訳で、マスターズ戦で「ロードスターで袖ヶ浦は楽しい!」と気づいて、ここ何回か袖ヶ浦フォレストレースウェイに出かけている。

袖ヶ浦はピットに壁がなく、風が抜けて冬は寒いが、その分、隣りの人と話すことになるので、これはコレでよいことだ。

アクセスに関しては、筑波サーキットとは異なり、近くにファミレスが存在せず、僕のライフワークとして早めに行って本を読んだり、仕事の残りを片づけたりはできないのが難点だが、都心や横浜から1時間ちょっとで行けるのでヨシとしよう。

夏はアクアラインの渋滞がひどくて閉口してしまうが、いまの時期は大丈夫なので、チャンスというか、練習に行くならいまのうち! 

袖ケ浦の僕にとってのネガは、パーティレース出場選手はみんな筑波サーキットに行くので、今のところ一緒に走るロードスター仲間がいなくて寂しいことだ。

それとロードスターはエンジンの排気量が1.5リッターで非力なため遅いので、袖ケ浦を走っているポルシェやロータスをはじめとする他のクルマとまったく渡り合えない。あっさり抜かれてしまう。そういったこともあり、余計に他のロードスターと走りたいものだ。いや、本当に切実な願いで、「ロードスターの選手たちよ、みんなの憧れ鈴鹿サーキットをイメージして 一緒に走ろう!」と言いたい。

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