ロードスターNR-Aのレース対策で10Lのガソリン携行缶を導入

2024.01.14

ロードスターNR-Aのガソリンメーターは、かなりテキトーだ。25分の走行枠のために1/4ほど入れようとしているのだが、結果としていつも入れ過ぎてしまう。

走行後、エンプティ・ランプが点灯した状態から「このくらいかな」と思って携行缶で入れると、ガソリンメーターの目盛りがほとんど動かない。「あれ、まだまだ足らないのかな?」と思って同じ程度を追加で入れると、今度は1/4の目盛りを大きく超えてしまう。そんなことがよくある。車重を軽くしたいので、1/4ぴったりに止めたいのだが、反応しなかった針が急にグワッと動き、ときには目盛りの半分までいってしまう。それでは重くなりすぎてマズイわけである。ロードスターのそれは、入れた量だけ正確に針が動くようになっていないのだ。いったいどんな仕組みなのか。おそらく燃料タンクの形状が関係しているのだろう。

他のロードスターNR-Aユーザーは、燃料計に頼らず、ガソリン計量カップを使っているので、正確を期すにはそれが必要なのだろう。だが、移動中はロードスターに携行缶やサーキット用品を積むと満載で、これ以上荷物を増やしたくない。

そこで現在の20Lの携行缶をやめることにして、中が見えるものを探したがなかった。そこで10リッター仕様のガソリン携行缶を2つ購入してみた。手に持った重さで「まず半分程度、5リッターを入れてみる」。足りなかったら残りの3リッター、2リッターと入れていく。
20L缶から5Lを把握するよりも10L缶での方がわかりやすいはずだ。

TBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマの『VIVANT』では、主演の堺雅人さんが演じる主人公の乃木憂助が手で持った感覚で、モノの重さを正確に量れるという特殊能力を発揮していた。同じように僕もガソリンの量を重量の感覚で見分けられるようになろうと考えている。

とりあえず、2リッターのペットボトルにガソリン携行缶ぶんの重りを付け、その重さを身体で覚えることから始めよう。

 

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