ハッサンの水色号/1974年式アルファロメオ GT1600ジュニア/偏愛日記 その31(ライター:高桑秀典)

2024.01.30

我が水色号(1974年式アルファロメオ GT1600ジュニア)は、展示イベントやクラシックカーラリーに参加する機会こそ多いのですが、サーキットを走ることはほぼナイのです。

ドラテクのないオーナー(ワタクシ)がサーキットを走ると超~アブナイ&水色号のサスのセッティングがクラシックカーラリー用になっていることがクローズドコースに足が向かない要因だといえます。

ですが、仕事柄、旧車によるレースも定期的に取材しているため、エントラントの皆さんがどれほど大変なことをやっていて、どのくらい速いのか?を実体験しておかないとマズかろうと思い、一年に一度だけイベント主催者様のご厚意でサーキット走行を楽しませていただいております。

それが、いつも取材でお邪魔しているTokyo Bayside Classic Cup(旧車のレース形式走行会/毎戦、袖ヶ浦フォレストレースウェイが会場)の予備日に実施される新春走行会で、普段スタッフとしてイベントをサポートしている旧車オーナーさんたちが自身の愛機で袖ヶ浦フォレストレースウェイにコースインすることになっているのです。

そこにメディアであるワタクシも水色号で混ぜていただくわけですが、まあ、皆さん驚くほど速く(ビックリするほどワタクシが遅く)、1周あたりのラップタイムが20~30秒も違うので、走行開始から3~4周目ぐらいには最後尾を走る水色号の背後に俊足のトップ集団が来てしまいます(掲載写真はイメージです)。

この原稿を書いているのが1月30日で、その恐怖のサーキットランの日が2月4日なので、クローズドコースに向かう水色号に積んでおく必要がないクラシックカーラリー用の荷物を今日明日で全部降ろし、少しばかり軽量化したいと思います。

それと並行し、息子の部屋に設置してあるPlayStationでカーライフ・シミュレーターのグランツーリスモを約一年ぶりに起動し、イメトレしておくことにしましょう。