サーキットマシン、アバルト124スパイダーを再導入
2024.05.17
2017年1月日本発売すぐのタイミングでTEZZOのデモカーとして導入し、最初は公道向けのLXY仕様としてモデファイし、さらにサーキットでも走らせていた。ひと通りモディファイが終わって「TEZZO 124LXY」として完成を果たしたことで役割を終え、手放した。ところがここに来て、また欲しくなってしまった。走行距離2000kmの新車同様の個体があったこともあり買うことにした。以前はボディカラーが白だったが、今回は赤だ。
僕はいまマツダ・ロードスターNR-Aでサーキットを走っている。一緒に走る選手がいればよいのだが、単独だといかんせんパワーがなく、もっとパワーがあればなあと思う。端的に説明すると、袖ヶ浦フォレストレースウェイのようなストレート長があるサーキットに行くと、他のクルマに直線でバンバン抜かれてしまって面白くない。
ターボモデルとか出してくれないかな〜、ターボをつけちゃおうかな〜、などと選手仲間と話していたところ、「いや待てよ、それなら124があったじゃないか!」となった。
124スパイダーはNDロードスターがベース車であるものの、エンジンがアバルト製のターボで、走らせると全く違うフィーリングのクルマだ。
また最近はたとえばランチア・デルタやアルファ・ブレラなどのちょっと前のイタリアンスポーツが人気で価格が上がってきている。しかしそれなりに壊れて、でもメーカーからのパーツ供給がないと不動車となってしまうリスクがある。
124はエンジン以外の機能パーツはNDロードスターと共用部分が多く、パワーユニットに関してもアバルト500/595用パーツなどを流用できる可能性もある。この先、ずっと乗っていけるだろうと考えた。
問題は価格だ。生産中止後、値段が上がり、新車価格よりも高価になっている。たが、この機会を逃すと良質車が入手困難になるかもしれないので迷うことなく即決だ。
しばらくは、FRの楽しさが味わえて、かつ(電子制御ばりばりではない)シンプルな欧州製の小型オープン2シーターは出てこないと思ったことも「いまでしょっ」と即購入の動機となった。
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