7年目のチャレンジ−
1998年5月3日以来、2876日ぶりに富士を走ることになった太田哲也選手。今年に入り、富士スピードウェイの改修が終わり、7月28日に6年間に渡った裁判が和解という形で集結。そのわずか1ヵ月後に、富士を走るという事実を知り当時の関係者や、多くのファンがその姿を観るため現地に集まった。
9月10日、東京中日スポーツには「不死鳥・太田きょう富士復帰」という大きな見出しが誌面を飾った。「事故のことを思うとうれしい復帰と思いつつ、心のなかではイヤだなぁと思う部分もある。ここに至ったのは支援してくれたスポンサー、関係者、ファンの皆さんのおかげです。当日はその喜びをみんなと分かち合いたい」(太田哲也)
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