◆2013アルファロメオチャレンジ東北シリーズ第一戦 KOR参戦レポート
アルファロメオチャレンジ東北シリーズ第一戦 in仙台ハイランドレースウェイ
日時:2013年6月9日
発売間近の「TEZZO全調式AJD-lxy for ジュリエッタ」の最終テストの場としてアルファロメオチャレンジin仙台ハイランドに参戦しました。
ジュリエッタは究極のストリートカー、AJD-lxyはあくまでも町乗りを主眼においていますが、そこはやはりTEZZO、超高速域での、信頼性、安全性、耐久性、操縦安定性などのチェックの場として仙台ハイランドを走行しました。
TEZZO LXY(TEZZOジュリエッタ・コンプリートカー)には、車高調以外にもエアインテークシステムや開発中のサーキット用マフラー、スロットルコントローラー、DTT-ECUチューン、アーシングシステムなどが装着され、様々なパーツのテストも行います。
TEZZO LXYはフリー走行の2本と予選、決勝を走りテストを行いました。
フリー走行の1本目は、サスペンションの減衰を変更し、フロントとリアのバランスも考えながら調整を繰り返しました。
ブレーキオイルは高速での最適な操縦安定性のバランスを探すため純正フルードのままで耐久テストを兼ねて走行しましたが、1回目の走行で完全にダメになってスコスコになってしまいましたのでレーシングフルードに交換しました。
予選では、フロントにNEWタイヤを装着し減衰を再度セットアップしてアタック開始です。
何度もピットインして方向性を探り、試行錯誤を繰り返しながらタイムを刻んでいきます。
最終的に選んだのはサーキットにおいて、フルハードから数ノッチ戻しの位置で、減衰力の上限の強さは十分であるであると確認できました。
フリー走行2本目でも、サスペンションのセッティングを煮詰め、リアの車高を5mmUPしました。全調式なので簡単作業が出来ました。
レベルゲージ0手前で最後の1周でガス欠症状が出ましたが無事ピットに戻り、決勝に向けて今まで走ってきたタイムを見ながらセッティングを決めました。
決勝は、コンスタントにタイムを刻み、他のクラスの車両とも混ざりながら周回を重ねます。
結果はクラス3位、となりました。
ストリート用で柔らかめのバネにおいてありがちな線間密着のトラブルも解消され対策の成功が確認できました。
これで街乗りから高速道、サーキットまで適応できることが確認できました。
一応、開発試作は完成となりました。
いよいよ量産です!

































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