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アルファチャレンジ東北シリーズ第2戦 第3位表彰台をGET! (2004.08.06)
2004/8/6

アルファチャレンジ東北シリーズ第2戦 第3位表彰台をGET! (2004.08.06)


 KEEP ON RACINGチームからアルファロメオ156GTAスポーツワゴンで出場した太田哲也が、前回のブレーキトラブルによるリタイアからの雪辱を果たし、安定した走りで3位入賞を果たした。
 前回、6月5日の東北シリーズ第1戦では、ブレーキの過熱によるブレーキブーツ破損が原因で、決勝は1周でリタイアという残念な結果に終わった。このトラブルを対処すべく、ブレーキクーリングシステムを新設し、さらにカーボンパッドも装着。7月21日に菅生サーキットにてテスト走行を実施し、ブレーキローター温度を200℃下げるという好結果を得て、ブレーキ性能を大幅に向上させて臨んだ。

●太田哲也と元GPライダー伊藤真一がバトル

事故後レース参戦3シーズン目となる太田は、今年アルファチャレンジ最高峰となる「スーパーレーシング」クラスに参戦。レーシングカーが走るなか、市販車改造車、セレスピード(AT)、しかも重量のあるスポーツワゴンという不利な車であえてチャレンジし、KEEP ON RACINGチームが掲げるチャレンジスピリットというメッセージを自ら体現している。
 予選3位につけた太田だが、ポールポジションを獲ったのは元GPライダーの伊藤真一(156GTA)。ふたりに注目が集まるなか、16時、決勝レースがスタート。スタートで首位に立ったのは予選2番手につけた今井主(155Q4)。一度は伊藤が抜くが、ストレートの加速の良い今井が、そのままチェッカーをくぐり抜け、太田もハンデのある車ながらポジションをキープし、そのまま3位でチェッカーを受けた。
「伊藤、太田のバトルを楽しみにしてくれている人たちが多く、僕自身も今回のレースを楽しみにしていました。前ふたりとの差はレーサーとしてはもちろん悔しいですが、チームとしては確実性のある走りができ今回の挑戦には満足しています。次回は、マシンの性能をさらに引き上げて、伊藤くんと真っ向勝負をしたい。そして、アルファチャレンジを盛り上げていきたい」(太田哲也)

●「チャレンジ」というKEEP ON RACINGのスピリッツ

 今回、KEEP ON RACINGチームは、揃いのTシャツを身につけ、自分たちでできることを少しずつでもチームに還元しようと一丸となってレースに参戦した。当日は、マスコミ各社も駆けつけ、数媒体におよぶ雑誌の取材も受けた。
 今後の課題は、重量を克服するセッティングをみつけること。前回のリタイアから、トラブルを解消し3位入賞を果たし表彰台から観客に盛大な拍手をおくられた。
今後も、KEEP ON RACINGのチャレンジは続く−。





「真っ赤なスポーツワゴン…」アルファチャレンジ東北第1戦 観戦記 (2004.07.06)
2004/7/6

「真っ赤なスポーツワゴン…」アルファチャレンジ東北第1戦 観戦記 (2004.07.06)


 赤のアルファロメオが半数以上を占めるレースだった。6月5日、宮城県柴田郡にあるSUGOサーキットの第2コーナー付近の高台で私はカメラを構えて、その中の一台を待っていた。真っ赤なスポーツワゴン、ナンバー27、ライトが赤く塗りつぶされているのは一台だけ、太田哲也が操縦する156TAスポーツワゴンだ。レンズにKEEP ON RACINGの文字が現れ、シャッターをすばやく切る。カメラにも同じKEEP ON RACINGのステッカーが貼られている。
 その日、グースネック宮城が主催するAlfa Challenge東北第一戦に参加していたのは32台。土曜日ということもあってか出場者は少なめであった。今回のレースの課題は車重のバランス。太田選手はタイヤのサイズを車に合わせ、サスペンションを今までより固くすることで調整を計ったとのことだ。
 そして今、予選が始まったのだった。エンジン音とともにレーシングカーは一瞬で過ぎ去っていった。

 大田選手を知ったのはつい最近のことである。雑誌で太田さんにインタビューすることになり、私がカメラ担当になったのだった。残念ながら、そのとき太田さんは手術後だったため顔の撮影は受けられないとのことだった。私は簡単に記事の担当から説明を受けただけで、太田さんの著書などは読まずに取材に同行した。行く前に私が想像していたのは、包帯を巻いて杖をつきながらも懸命に歩いている人だったので、太田さんが颯爽と現れた時、ちょっと面食らってしまった。手術の後といっても目立たない絆創膏が顔に2枚はってあるだけで普通だった、いや、格好いい人だった。
その後すぐに「リバース」と「クラッシュ」を読んだ。2冊読むのに1日もいらなかった。

 予選の結果、太田選手は4位だった。

 もう運転どころか、普通に歩けないとさえ言われていたとは信じられなかった(医師から言わせればレースに出ていることが信じられないのだろうが)。私は太田さんの事故以前もそれから復帰する間での経緯も言葉でしか知らない。現在、目の前を走っていく彼の姿しか知らないのだ。
 気温は30度を超えている。場内のアナウンスが決勝の始まりを告げる。28台が出走した。1周目、27の車がコーナーを抜け、勢いよく走り去る。2周目、太田選手はなかなか現れない。3周目の先頭が来てしまった。私はカメラを抱えてピットへ走った。

 真っ赤なスポーツワゴンはピットにいた。その横にいる太田さんを見て、ほっとした。復帰後初のリタイヤとなってしまったが、太田さんはいつもと変わらないようだ。原因はブレーキの加熱によるブレーキブーツの破損だったそうだ。車体の重量による負荷はチームの想像を超えており、ブレーキローターの容量が不足していたことがファーストセッションの時点でわかったのだという。それでもセッティングしなおし予選に望んだのだった。今後、どうするのかが分かっているためか、チームは次回の巻き返しを期待できるといった感じだ。
「進むべき方角が分かっているなら、あとは小さな軌道修正を繰り返していけば必ず目的地に辿り着く」という、ある航海士の言葉を思い出した。それがKEEP ON RACINGの「何事もあきらめない、チャレンジし続ける」とシンクロする。進むべき方角が太田選手には見えているのだ。

 帰ったらもう一度、太田さんの本を読み返そう。

記:郡司麻衣(都立大学4年)





2004アルファチャレンジ東北第1戦 −予選4位/決勝リタイア (2004.07.05)
2004/7/5


名称: Alfa Challenge東北第1戦
場所: 菅生サーキット
日時: 6月5日

*テスト走行ファーストセッション
 気温25度、快晴。156GTAスポーツワゴンが大排気量・高重量であることから、今回、タイヤのサイズを拡大し、サスペンションをより固めにして調整を計った。この変更が正解であることがすぐにタイム向上に現れた。しかし、順調に走り出したかのように見えたが、太田はピットへ戻って来ると、ブレーキへの不安を訴える。高重量がブレーキを酷使し、容量不足でヒートアップしていることが判明。予想外の事態にピット内は一時騒然となる。

*予選
 フロントダンパーを柔らかくセッティングし直し、予選へと向かう。ブレーキへの不安要素を抱えた太田は、1周目のタイムアタックに全てを賭けた。結果は1分45秒001、32台出走の中で予選4位(!) のタイムを叩き出す。残りの周回はブレーキの耐久度のテストの為に費やした。

予選結果  参加台数:32台 出走台数:29台  天候:晴れ コース状況:ドライ
04.06.05 SUGO INTERNATIONAL RACINGCOURSE (3.70256km)
Po No Class Driver   Type         Team       Laps
---------------------------------------------------------------------------
28 27 SR  太田 哲也 156GTA スポーツワゴン KEEP ON RACING 1

*決勝
 決勝、セレスピード(オートマ) のハンデを抱えながら4番手グリッドからスタート。しかし、スタートでの加速時に左フロントサスペンションに異常を察知。他の走行車への危険を感じ、バックストレートを抜けたところで戦線を離脱。太田にとって復帰後初のリタイヤとなった。原因はブレーキの過熱によるブレーキブーツの破損で走行を続ければドライブシャフトを全壊してしまうところだった。

決勝結果  参加台数:32台 出走台数:28台  天候:晴れ コース状況:ドライ
04.06.05 SUGO INTERNATIONAL RACINGCOURSE (3.70256km)
Po No Class Driver   Type         Team       Laps
---------------------------------------------------------------------------
28 27 SR  太田 哲也 156GTA スポーツワゴン KEEP ON RACING  1


 今回のレースにより、課題がはっきりとした。太田自身がこれまで度重なる手術を乗り越えて甦ったように、チームは以降、必ず勝利という結果を勝ち取ることでしょう。

 今後も応援よろしくお願いいたします。



◎参考:東京中日スポーツ6/5掲載の記事(トーチュウF1 EXPRESSより)





スポーツワゴンでスーパーレーシングクラスに挑む (2004.04.12)
2004/4/12


平成16年3月20日にアロファロメオチャレジレース関西シリーズ第1戦が、岡山TIサーキットで開催され、我々TEAM KEEP ON RACINGにとって3年目のシーズンとなる最初のチャレンジをしました。昨年は地道な努力が実を結び、最終戦である全国統一戦においてAR300クラスのグランドチャンピオン獲得という晴舞台に立つことができましたが、今年もチームのスローガンである「チャレンジ」を合言葉にさらに上を目指し、無制限改造の許された最上級グループとなるスーパーレーシングクラスに参戦します。
参戦マシンとしては一般市販車であるスポーツワゴン・セレスピードを採用し、レース参戦のみを考えメーカーにて製作された純レーシングカーが多く見られるスーパーレーシングクラスに参戦します。
 このような状況下において「挑戦」を前提とし少しずつマシン改良を行っていくことし、初戦は安全確保と基本ポテンシャルの確認を主眼といたしました。改造個所はロールゲージ、消火器や6点式安全ベルトなどの基本的な安全装備、およびサーキット走行に適合した足回強化を優先いたしました。基本的なパワーユニットには手を入れず、一般市販車と全く同じ状態のエンジンを積み込み、排気ガスにおける環境も考え触媒装置を装備したままのノーマル状態でのエントリーとなりました。

多数のALFAが集合したTIサ-キットにおいても、スーパーレーシングに果敢に挑戦するGTAスポーツワゴンは多くの方々を驚愕させ、予戦前から注目の的になっておりました。
平成16年3月20日にアロファロメオチャレジレース関西シリーズ第1戦が、岡山TIサーキットで開催され、我々TEAM KEEP ON RACINGにとって3年目のシーズンとなる最初のチャレンジをしました。昨年は地道な努力が実を結び、最終戦である全国統一戦においてAR300クラスのグランドチャンピオン獲得という晴舞台に立つことができましたが、今年もチームのスローガンである「チャレンジ」を合言葉にさらに上を目指し、無制限改造の許された最上級グループとなるスーパーレーシングクラスに参戦します。
参戦マシンとしては一般市販車であるスポーツワゴン・セレスピードを採用し、レース参戦のみを考えメーカーにて製作された純レーシングカーが多く見られるスーパーレーシングクラスに参戦します。

時折、雨がぱらつき3月とは思えぬ気候のなか、予戦が開始されました。実際上予選がマシンのシェイクダウンとなり、車両の基本セッティングを行いながらのタイムアタックとなりました。結果は総合39台中12番手スタート、今後の戦法を確立する事を目的に参戦した事を考慮すると、順当なポジションを得ることができました。
決勝は午後3時30分に開始され、太田選手が駆る156スポーツワゴンはセレスピード(オートマ仕様)ゆえのスタート・ダッシュの不利を克服し何とか12番手のポジションをキープしながら、第1コーナーへ突入して行きました。その後、太田選手の安定した走りでタイムを削り、安全とスピードを両立させ、周回ごとに前車との間隔を詰め、10周を終了した時点では先行する純レーシングカーと言える怪物マシン3台をパスしており、結果は9位フィニッシュする事が出来ました。ほぼノーマル状態のスポーツワゴンで、しかも当日シェイクダウンという状況で得られた9位はチームにとって、今後の可能性をも確認した開幕戦であったと考えています。

今後は関東、関西での第2戦、東北第1戦と参戦していく予定ですが、安全と環境に配慮し、着実に、そして確実にマシンを煮詰めてまいります。最終的に今年はクラス・オーバーのグランドチャンピオンを獲得すべく、「KEEP ON RACING」の精神に基づき尽力していきたいと思います。今度ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。
尚、今回の参戦模様は、3月22日(月)の東京中日スポーツに掲載されております。また、雑誌ロッソ、ニューモデルマガジンX、ティーポにも掲載される予定です。

今後とも「KEEP ON RACING」の精神、応援のほど、宜しくお願い申し上げます。






156セレで全国統一戦のAR300クラス優勝! (2003.10.27)
2003/10/27

全国統一戦
スポーツランド菅生  2003/10/26

 ・参加台数 31台
 ・出走台数 29台
 ・完走台数 29台

 ・予選:AR300クラス 1位 1分43秒439
 ・決勝:AR300クラス 1位 14分09秒287  
 ・ベストラップ:ゼッケン31 太田哲也  1分43秒746
・参戦車両:アルファ156 2.0JTS セレスピード


■レース模様:
気持ちの良い秋晴れの快晴に恵まれたスポーツランド菅生。
今年の最後を飾るアルファロメオ チャレンジカップは、各地区での年間上位者が一同に介して競う全国統一戦。
セットアップ走行では、セッティングが決まり、1秒45秒台まで順調にラップを重ねる。
2回目のセッションでは、その直後の予選を念頭にリアの車高を5ミリ下げて臨み、 多少リアが振り気味ではあったが、44秒台までタイムを上げる。

ガソリン量の調整とニュータイヤで臨んだ予選は、セットアップ走行の好調さを維持し、2周目で1分43秒439をマーク。このタイムでポールポジションに十分なタイムと判断し、決勝でのタイヤのポテンシャルを温存するためにピットイン。いつでもタイムアタックに臨める状態で他のマシンのタイムを注視しながら待機。残り2分の時点で予選1位を確信した。

ポールポジションからのスタートの決勝は、セミオートマのセレスピードのため レーシングスタートができずに、スタート直後に排気量の大きい3リッターのマシン2台に先行を許す。
しかし1周目の最終コーナーでアウトから1台をパス、その後の2周目の4コーナーでもう一台をパスしトップにたった後は、安定した走りで独走態勢となり、そのままチェッカーを受け、03年の全国統一戦を制し、名誉ある今年のアルファチャレンジカップのグランドチャンピオンとなった。


■太田哲也コメント
「2リッターのマシンで3リッタークラスに挑戦!」という格好のいいことを言ってスタートした今年だけど、マシンがなかなか決まらずに、本当に勝てるかなあと実は内心は不安があった。
でも少しずつマシンのセットアップが決まって、毎戦ごとに着実に早くすることができて今年の最終戦であるチャレンジの全国統一選で今日のような結果を出せて本当によかった。
一緒に勝利を喜んでくれる仲間が大勢いて、改めてレースのすばらしさを実感できた。
チーム関係者をはじめ影に日向に応援・サポートしてくれたみんなに、本当にどうもありがとうとお礼を言いたい。

KEEP ON RACINGの最終戦を、元2輪の世界GPライダーの青木琢磨さんが応援に来てくれた。練習中のアクシデントで今は車椅子に乗っている青木さんだが、太田のマシンに乗り込みいろいろと話が弾む。自分がこのマシンに乗れればという青木さんに、「ああしよう」「こうすればと・・」 太田と話が弾んだ。
ハンディのある人でも、普通の人と一緒にレースの魅力を楽しめるんだということを、青木さんとKEEP ON RACINGでもっと大勢の人にアピールしようという話題まで飛び出し、予選間際のピットが大いに盛り上がった。



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 ★KEEP ON RACINGの活動は、いろいろな人たちの応援や支援によって支えられています。以下は応援スポンサー様のサイトです。
 
 
 
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